2011シーズン NYヤンキース #3 [NYヤンキース]

シーズン序盤よりも夏以降に調子が出てくるのが例年のヤンキースでしたが、今季はベテラン勢で穴を補ったツケも出てきて、前半戦で先発ローテの穴埋め以上の頑張りを見せたColonがオールスター直前にハムストリングを傷めてから調子が悪化。首位BOS追撃には不安な状況でした。しかし、ここで頑張りを見せたのが若手のNova。開幕から今ひとつ調子が上がらなかったNovaでしたが、約一月マイナーで調整し直して7月にメジャーに合流すると、そこからは負けなしのピッチングを続けました。
投手陣の踏ん張りもありましたが、ヤンキース首位奪還の原動力となったのは打線で、打率こそ3割を超えたのはCanoだけでしたが、チーム打点ではリーグ2位。8月25日のA's戦で、ヤンキースはメジャーリーグ記録となる、1試合で3本のグランドスラムを放つなんてこともありました(Cano,Martin,Granderson) 携帯用動画リンク



9月に入ると、首位のBOSがまさかの大失速。なんと、7勝20敗という大乱調で首位をヤンキースに明け渡してくれちゃいました(笑)。
首位に立ったヤンキースには、さらに新記録が待っていました。9月19日のMIN戦でRiveraがそれまでのTrevor Hoffmanの記録を抜き、メジャーリーグの新記録となる通算602S目を上げたのです。


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そして、9月21日。ア・リーグ東地区を制覇。



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レギュラーシーズンの結果は97勝65敗、勝率.599はア・リーグトップでした。
月別に見ても、5月こそ15勝14敗と貯金1でしたが、他の月は貯金5くらいのペースで勝ち越していたので、PosadaやAJの件でマスコミを騒がせたり、A-RodやJeterのDL
入りやらで不安な時期もありましたが、シーズンを通してはフラストレーションが溜まることはなかったと思います。ま、なんせ、開幕前の期待がそこまでなかったってこともありますが(笑)
開幕前に心配してした先発陣も終わってみればチームの先発防御率3.73とア・リーグ4位の成績。 C.C. の19勝8敗(防御率3.00)は「さすが!」の域でしたが、序盤苦しんだルーキーのNovaも終わったてみれば16勝4敗(防御率 3.70)の成績。Garciaは12勝8敗(防御率3.62)、Colonも後半こそ故障に苦しんだものの8勝10敗(防御率4.00)。この二人で51試合先発したことを考えれば、この二人の貢献は否定できないですね。

ブルペンも今年は大健闘。41歳になった守護神Riveraは今年も鉄壁で、セーブ失敗は5試合あったものの、44セーブという数字は安定の証。その他のリリーバーを見ても、ブルペン全体の防御率は3.12でリーグトップでした。そして、今年正捕手として投手陣をリードしたMartinの存在も忘れてはいけません。

打線ではGrandersonが打点119(ア・リーグ1位)HR41(ア・リーグ2位)と大活躍。打率で3割を超えたのはCano(.302)だけで、チーム打率はなんとKCを下回る.275でア・リーグ5位でしたがチームHR222でア・リーグ1位。そして、チーム打点は867でア・リーグ2位。夏場に左膝の手術を受けたA-Rodを欠いていたことを考えれば大したもんだと。

打撃各部門のチーム内上位3名はこちら↓
【打率】
1. Cano.302
2. Jeter.297
3. Granderson.262
【HR】
1. Granderson41
2. Teixeira39
3. Cano28
【打点】
1. Granderson119
2. Cano118
3. Teixeira111

シーズン中に通算3000本安打を放ったキャプテンJeterですが、開幕から絶不調のスタートでした。長打はほとんど出ずで、打率も.260。6月にはDL入りしてしまいました。DLから戻ってくると別人のような打撃を見せ、戻ってからの打率だけを見れば.331と打ちまくり、シーズンを通しては.297とわずかに3割には届きませんでしたが、チームでは2位。
A-Rodは開幕から比較的高い出塁率を保ってはいたのですが、6月頃からは長打が出なくなり、7月にDL入りして左膝を手術。本格的な復帰は9月になったのですが、復帰後もあまりパッとせずでした。



ア・リーグの最高勝率でALDSに進出したヤンキース。しかし、こんな結果でした↓

○September 30, 2011
ALDS Game 1@Yankee Stadium
Yankees 9, Tigers 3
W:Nova (1-0) L:Fister (0-1)

●October 2, 2011
ALDS Game 2 @Yankee Stadium
Tigers 5, Yankees 3
W:Scherzer (1-0) L:Garcia (0-1)

●October 3, 2011
ALDS Game 3 @Comerica Park
Tigers 5, Yankees 4
W:Verlander (1-0)L:Soriano (0-1) SV:Valverde (1)

○October 4, 2011d
ALDS Game 4 @Comerica Park
Yankees 10, Tigers 1
W:Burnett (1-0) L:Porcello (0-1)

●October 5, 2011y
ALDS Game 5 @Yankee Stadium
Tigers 3, Yankees 2
W:Fister (1-1) L:Nova (1-1) SV:Valverde (2)

Game 4 でAJがまさかの好投(笑)で勝ってしまった(ゴメン)のですが、残念ながらヤンキースはALDSで敗退。 個人的にはGame 3での敗戦が痛かったかなと。

【防御率】
New York Yankees 3.27
Detroit Tigers 5.73
【得点】
New York Yankees 28
Detroit Tigers 17
【チーム打率】
New York Yankees .260
Detroit Tigers .228

うーん、こうして数字だけで見てみるとヤンキースが勝っててもおかしくないのですが、DETの方が要所で力を発揮していたということでしょうか。ま、これが短期決戦の怖さってことなんでしょうね。

ちなみに、こちらの主軸2名さまはこんな打率でした
Rodriguez, A .111
Teixeira, 167

勝敗と無関係でもなさそうです(笑)



では、LDSからWSを含めた2011MLBポストシーズンのハイライトをどうぞ。結構カッコイイですよ。


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そして、最後に今季MVP級の活躍だったCurtis Grandersonのハイライトシーンをどうぞ。これは超カッコイイ!



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