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2011シーズン NYヤンキース #3 [NYヤンキース]

シーズン序盤よりも夏以降に調子が出てくるのが例年のヤンキースでしたが、今季はベテラン勢で穴を補ったツケも出てきて、前半戦で先発ローテの穴埋め以上の頑張りを見せたColonがオールスター直前にハムストリングを傷めてから調子が悪化。首位BOS追撃には不安な状況でした。しかし、ここで頑張りを見せたのが若手のNova。開幕から今ひとつ調子が上がらなかったNovaでしたが、約一月マイナーで調整し直して7月にメジャーに合流すると、そこからは負けなしのピッチングを続けました。
投手陣の踏ん張りもありましたが、ヤンキース首位奪還の原動力となったのは打線で、打率こそ3割を超えたのはCanoだけでしたが、チーム打点ではリーグ2位。8月25日のA's戦で、ヤンキースはメジャーリーグ記録となる、1試合で3本のグランドスラムを放つなんてこともありました(Cano,Martin,Granderson) 携帯用動画リンク



9月に入ると、首位のBOSがまさかの大失速。なんと、7勝20敗という大乱調で首位をヤンキースに明け渡してくれちゃいました(笑)。
首位に立ったヤンキースには、さらに新記録が待っていました。9月19日のMIN戦でRiveraがそれまでのTrevor Hoffmanの記録を抜き、メジャーリーグの新記録となる通算602S目を上げたのです。


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そして、9月21日。ア・リーグ東地区を制覇。



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レギュラーシーズンの結果は97勝65敗、勝率.599はア・リーグトップでした。
月別に見ても、5月こそ15勝14敗と貯金1でしたが、他の月は貯金5くらいのペースで勝ち越していたので、PosadaやAJの件でマスコミを騒がせたり、A-RodやJeterのDL
入りやらで不安な時期もありましたが、シーズンを通してはフラストレーションが溜まることはなかったと思います。ま、なんせ、開幕前の期待がそこまでなかったってこともありますが(笑)
開幕前に心配してした先発陣も終わってみればチームの先発防御率3.73とア・リーグ4位の成績。 C.C. の19勝8敗(防御率3.00)は「さすが!」の域でしたが、序盤苦しんだルーキーのNovaも終わったてみれば16勝4敗(防御率 3.70)の成績。Garciaは12勝8敗(防御率3.62)、Colonも後半こそ故障に苦しんだものの8勝10敗(防御率4.00)。この二人で51試合先発したことを考えれば、この二人の貢献は否定できないですね。

ブルペンも今年は大健闘。41歳になった守護神Riveraは今年も鉄壁で、セーブ失敗は5試合あったものの、44セーブという数字は安定の証。その他のリリーバーを見ても、ブルペン全体の防御率は3.12でリーグトップでした。そして、今年正捕手として投手陣をリードしたMartinの存在も忘れてはいけません。

打線ではGrandersonが打点119(ア・リーグ1位)HR41(ア・リーグ2位)と大活躍。打率で3割を超えたのはCano(.302)だけで、チーム打率はなんとKCを下回る.275でア・リーグ5位でしたがチームHR222でア・リーグ1位。そして、チーム打点は867でア・リーグ2位。夏場に左膝の手術を受けたA-Rodを欠いていたことを考えれば大したもんだと。

打撃各部門のチーム内上位3名はこちら↓
【打率】
1. Cano.302
2. Jeter.297
3. Granderson.262
【HR】
1. Granderson41
2. Teixeira39
3. Cano28
【打点】
1. Granderson119
2. Cano118
3. Teixeira111

シーズン中に通算3000本安打を放ったキャプテンJeterですが、開幕から絶不調のスタートでした。長打はほとんど出ずで、打率も.260。6月にはDL入りしてしまいました。DLから戻ってくると別人のような打撃を見せ、戻ってからの打率だけを見れば.331と打ちまくり、シーズンを通しては.297とわずかに3割には届きませんでしたが、チームでは2位。
A-Rodは開幕から比較的高い出塁率を保ってはいたのですが、6月頃からは長打が出なくなり、7月にDL入りして左膝を手術。本格的な復帰は9月になったのですが、復帰後もあまりパッとせずでした。



ア・リーグの最高勝率でALDSに進出したヤンキース。しかし、こんな結果でした↓

○September 30, 2011
ALDS Game 1@Yankee Stadium
Yankees 9, Tigers 3
W:Nova (1-0) L:Fister (0-1)

●October 2, 2011
ALDS Game 2 @Yankee Stadium
Tigers 5, Yankees 3
W:Scherzer (1-0) L:Garcia (0-1)

●October 3, 2011
ALDS Game 3 @Comerica Park
Tigers 5, Yankees 4
W:Verlander (1-0)L:Soriano (0-1) SV:Valverde (1)

○October 4, 2011d
ALDS Game 4 @Comerica Park
Yankees 10, Tigers 1
W:Burnett (1-0) L:Porcello (0-1)

●October 5, 2011y
ALDS Game 5 @Yankee Stadium
Tigers 3, Yankees 2
W:Fister (1-1) L:Nova (1-1) SV:Valverde (2)

Game 4 でAJがまさかの好投(笑)で勝ってしまった(ゴメン)のですが、残念ながらヤンキースはALDSで敗退。 個人的にはGame 3での敗戦が痛かったかなと。

【防御率】
New York Yankees 3.27
Detroit Tigers 5.73
【得点】
New York Yankees 28
Detroit Tigers 17
【チーム打率】
New York Yankees .260
Detroit Tigers .228

うーん、こうして数字だけで見てみるとヤンキースが勝っててもおかしくないのですが、DETの方が要所で力を発揮していたということでしょうか。ま、これが短期決戦の怖さってことなんでしょうね。

ちなみに、こちらの主軸2名さまはこんな打率でした
Rodriguez, A .111
Teixeira, 167

勝敗と無関係でもなさそうです(笑)



では、LDSからWSを含めた2011MLBポストシーズンのハイライトをどうぞ。結構カッコイイですよ。


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そして、最後に今季MVP級の活躍だったCurtis Grandersonのハイライトシーンをどうぞ。これは超カッコイイ!



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2011シーズン NYヤンキース #2 [NYヤンキース]

ヤンキースは先発ローテはCC Sabathia・AJ Burnett・P.Hughes・I.Nova・F.Garcia。


CCは問題ないとしても、CC以外は AJは信頼できるとはとても言い難いたい(苦笑) 昨年ブレークしたHughesも昨年の後半は息切れ、さらにオープン戦もいいとこなし、Novaは確かにオープン戦はよかったけどメジャーでの実績なし、ベテランのGarciaもオープン戦は良くてもシーズンを通して頑張れるかは不明・・・・不安だらけの先発陣でした。

そして、心配は現実となりヒューズは調子が上がらずに4月の3試合で打ち込まれ防御率が13点台。そしてDL入り、そして代わりにColonが先発に昇格。4月こそ4勝1敗と好スタートを切ったAJでしたが、やはりそれからは皆さん御存知のAJになってしまいました。



ヤンキースがいるアメリカンリーグ東地区は開幕からBaltimoreが快進撃、逆に優勝候補の大本命BOSさんは調子が上がらず下位に低迷。しかし、BALの快進撃は「春の珍事」でしかなく、その後はいつもの最下位に、そしてBOSは打線が打ちまくり首位に浮上。開幕前の予想通りの順位に落ち着くことになります。


ヤンキースも一時は首位に立ったものの、不安定な先発陣に加えて打線の調子もなかなか上がらず(これは毎春恒例)であっさりBOSに首位の座を明け渡してしまいます。
さらに、5月のBOSではPosadaが「9番・DH」の打順を下げられたことに腹を立て、Managerであり、かつての師匠でもあるGirardiに対して出場を拒否。チーム内は最悪のムードになります。しかし、この後Posadaは謝罪、この辺りからチームは徐々に勢いに乗り始めます。


チームはBOSとの首位争いを繰り広げる中で、7月9日のTB戦(@Yankee Stadium)でJeterが通算3000本安打を達成。


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そして、オールスターのHRダービーではCanoがHRダービーを制し、好調をアピール。


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主砲のA-RodがDL入りしたものの、いい雰囲気の中でシーズン後半戦に突入したのでした(#3へ続く)。

2011シーズン NYヤンキース #1 [NYヤンキース]

1年ぶりの更新です(笑)


2011シーズンもあっという間に終わってしまいました。今回はNYヤンキースの2011シーズンを振り返ってみたいと思います。



オフの補強はあまり目立ったところがなかったヤンキース。D.Jeterの契約更新が一番のニュースだったくらいで、逆に、最後まで現役続行を要請していた説得していたA・Pettitteの引退やら、獲得できるかなと思われていたC・Leeを土壇場でPHIにさらわれてしまうなど、マイナスイメージが強かったオフになってしまいました。

で、行われた補強ですが、衰えが目立つJ.PosadaをDHにして、キャッチャーにLADからオールスター経験もあるR・MartinをFAで獲得。ただ、Martinもあまり調子が良かったわけでもなかったので(故障上がり)、これは賭けに近い状況。
外野手では、CWSからA・JonesをFAで獲得。かつて10年連続GBを獲得、通算HRも400本を超えるスター選手でしたが、正直それも今では昔の話。今はあまり大きな期待も難しい選手になってしまっています。
投手陣ですが、ブルペンはNYMからレフティのFelicianoをNYMから、そしてTBからはクローザーのR・Solianoを獲得。守護神M.Riveraの年齢を考えれば、彼の代わりにクローザーもできるピッチャーを獲得できたことはかなり大きな意味のある補強と言えます。

で、ファンが最も心配していた先発投手陣ですが・・・・CWSからF・GarciaとB・Colonの両ベテラン投手をFAで獲得。二人共ビッグネームではるけど、どちらかと言えば全盛期の勢いはもう望めないのも事実。もうちょっと頼れそうな先発がもう一枚欲しかったのはファンだけではなく、現場も同じだったと思います。

対照的だったのは同じ地区のライバルのBOSの補強。SDから主砲のA・Gonzalezをトレードで獲得して打線を強化。同地区TBからも主軸のC・CrawfordとリリーバーのD・Wheelerを獲得して同地区ライバルチームの骨抜きに成功。さらにCWSからクローザーのB・JenksスをFAで獲得してブルペンを充実。この華過な補強はやはり強力な補強を行ったPHIと共に「オフの勝ち組」と呼ばれ、その時点で「この時点でワールドシリーズはPHI対BOSで決まった」とさえ言われました。



そして、迎えた開幕↓





オープニングセレモニー





次回へ続く

ヤンキース、ALCS敗退 [NYヤンキース]

2010ALCSの結果から↓


☆2010/10/15 (ALCS第1戦@レンジャーズ・ボールパーク、1勝、50930人)
ヤンキース 6-5 レンジャーズ
勝:モズリー1勝
S:リベラ1S
敗:オデイ1敗
NYY継投:サバシア→チェンバレン→モーズリー→ウッド→リベラ
NYY HR:カノ1号ソロ


★2010/10/16 (ALCS第2戦@レンジャーズ・ボールパーク、1勝1敗、50362人)
ヤンキース 2-7 レンジャーズ
勝:ルイス1勝
敗:ヒューズ1敗
NYY継投:ヒューズ→チェンバレン→ロバートソン→ローガン→ミトレ
NYY HR:カノ2号ソロ


★2010/10/18 (ALCS第3戦@ヤンキースタジアム、1勝2敗、49480人)
ヤンキース 0-8 レンジャーズ
勝:リー1勝
敗:ペティット1敗
NYY継投:ペティット→ウッド→ローガン→ロバートソン→ミトレ


alcs3.jpg



★2010/10/19 (ALCS第4戦@ヤンキースタジアム、1勝3敗、49977人)
ヤンキース 3-10 レンジャーズ
勝:ホランド1勝
S:オリバー1S
敗:バーネット1敗
NYY継投:バーネット→ロバートソン→ローガン→チェンバレン→ミトレ
NYY HR:カノ3号ソロ


alcs4.jpg



☆2010/10/20 (ALCS第5戦@ヤンキースタジアム、2勝3敗、49832人)
勝:サバシア1勝
敗:ウィルソン1敗
ヤンキース 7-2 レンジャーズ
NYY継投:サバシア→ウッド→リベラ
NYY HR:スウィシャー1号ソロ、カノ4号ソロ、グランダーソン1号ソロ



★2010/10/22 (ALCS第6戦@レンジャーズ・ボールパーク、2勝4敗、51404人)
ヤンキース1-6レンジャーズ
勝:ルイス2勝
敗:ヒューズ2敗
NYY継投:ヒューズ→ロバートソン→ウッド→リベラ



alcs6.jpg



残念ながらヤンキースは2年連続のWS進出はならず・・・。



TEXがALDSでもたつき、C・リーを柱にしたローテが組めなくなったので「ヤンキース優位」とも戦前は思え、さらに第1戦の逆転勝利で「これは行けるか?!」とも思ったのですが、それは気のせいでした(苦笑)


このシリーズのポイントは第2戦にだったのだと個人的には思います。この試合をきっちり取っていたらその勢いでヤンキースはALを制覇していたでしょう。ポストシーズンのホームゲームで全く勝てないTEX、さらにこの試合の先発は昨年まで広島にいたルイスで、そこまで打てないピッチャーではない・・・・・はずだった。


それがヤンキースの先発・ヒューズが序盤からの7失点で試合をつくれず、逆にルイスは5回2/3を2失点。C・リーが第3戦に出てくることは予想できていたので、そこにペテッィトを持ってきたのはわかるのですが、もし逆に2戦にペテッィットを持ってきていたらどうだっただろう?・・・・・あくまでも結果論ですが。


3戦はそのC・リーに完全に封じ込まれてしまったヤンキース、バーネットを先発させた第4戦も予想通りの敗戦でTEXが王手。第5戦はエースのCCが先発して勝てたものの、6戦はまたもヒューズとルイスのマッチアップでヤンキースが敗退。

タラレバですが、もし第2戦にペテッィット先発で勝てていたら、3戦と4戦を落としても、また5戦と6戦で勝てる絵が描けていたと思うんですよね。てか、それしかヤンキースの勝てる道はなかったと思うのですが・・・・。




それと、この6試合での主力メンバーの打率の比較です。


NY Yankees
Cano .348
Granderson  .294
Posada     .263
Berkman   .250
Jeter      .231
Rodriguez   .190
Gardner    .176
Thames    .125
Swisher    .091
Teixeira    .000

Total.     201




Texas
Moreland   .389
Hamilton   .350
Cruz      .350
Andrus    .333
Young    .333
Molina     .313
Guerrero   .269
Kinsler    .250
Murphy    .231
Francoeur   .200

Totals     .304



チーム打率がこれだけ違ったらローテ云々でもないようにも思えますが、こうなると「負けるべくして負けた」ってとこでしょうか?



だから日本のマスコミからもこんなことを書かれます↓


ヤンキース連覇逃す…今年は“松井秀”現れず



いつまでもここに拘るんだろうねぇ。



最後に泣き言。


あの時のトレードが成立していれば・・・・・・・・・・・・。



あ、そう言えば、シリーズ中にこんなハプニングが・・・・・↓










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ヤンキース、ALCSへ [NYヤンキース]

☆2010/10/06 (ALDS第1戦,vsミネソタ@ターゲット・フィールド,NYY1勝、42,032.人)
ヤンキース6-4ツインズ
勝:サバシア1勝
S:リベラ1S
敗:クレイン1敗
NYY継投:サバシア→ローガン→ロバートソン→ウッド→リベラ
NYY HR:テシェイラ1号2ラン


ヤンキースが逆転勝利!

5回まで0-3とリードされていたヤンキースでしたが、6回にそれまで好投していたリリアーノから4点を奪う猛攻。リリアーノがそれまできっちり抑えていただけに継投のタイミングを誤ったのかも・・・・・。野球は難しいもんですね。

しかし、この逆転勝利はデカイ。





☆2010/10/07 (対MIN、ALDS第2戦@ターゲット・フィールド,NYY2勝、42035人)
ヤンキース5-2ツインズ
勝:ペティット1勝
S:リベラ2S
敗:パバーノ1敗
NYY継投:ペティット→ウッド→リベラ
NYY HR:バークマン1号ソロ

ヤンキースが連勝!
2-2で迎えた7回に今季途中から加入したバークマンのタイムリーダブルなどで2点を勝ち越し。先発のペティットも7回を5安打2失点の好投。
7月末にトレードで加入しつつも「置物」と化していたバークマンが1HR、1タイムリーダブルの大活躍。バークマンが昨年の松井みたいに打ってくれる

前日からの勢いなんでしょうかねぇ。それとも相性なんでしょうか?





☆2010/10/09 (対MIN、ALDS第3戦@ヤンキースタジアム、NYY3勝、50840人)
ヤンキース6-1ツインズ
勝:ヒューズ1勝
敗:ダンシング1敗
NYY継投:ヒューズ→ウッド→ローガン→ロバートソン→リベラ
NYY HR:テムズ1号2ラン、スウィシャー1号ソロ


ヤンキースが3連勝、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めました
ポストシーズン初先発のヒューズの好投もあったのですが、ヤンキースがリードした時点でツインズ側はほぼギブアップの雰囲気。
相性もあるとは思うのですが、やっぱり第1戦の逆転が全てだったと思う。ツインズが勝っていたら逆の結果だったかも・・・。




これで、ALCSに進出したヤンキースの相手はテキサス。

ヤンキースは先発はAJバーネットを加えた4人にするそうです。

テキサスはローテが2番手からになってしまったのでCJウィルソンが第1戦の先発。2戦目は元広島のルイスか?





第2戦のヒーロー、バークマンのNYYでの雄姿の動画を探してみたのですが、結局見つからず。リハビリ中のAAでの動画はあったのでどうぞ↓(PC)





バットを拾いに来た犬に感動(そこ?笑)



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ヤンキース、プレーオフへ。 [NYヤンキース]

レイズが2年ぶり地区V、ヤ軍はWCに

最後までもつれた結果、ヤンキースは95勝67敗の地区2位。最後のBOS戦での連敗が痛かった。順位がすでに決まったBOSに嫌がらせされたって感じですかね。地区優勝よりもプレーオフを重視して変にBOS戦で無理な選手起用をしなかったっていうのもありますが(笑)。 ま、BOSファンはヤンキースに勝つだけで満足な人たちばかりですからね、ヤンキースの地区優勝を防げて大満足だったことでしょう。


それでも、ワイルドカードでのプレーオフ進出になりました。


6日からの地区シリーズはツインズ(中地区1位)-ヤンキース(WC)、レイズ(東地区1位)-レンジャーズ(西地区1位)の対戦に決まったわけです。


予想ローテはNYYがサバシア、ペティット、ヒューズ。

MINはリリアーノ、パヴァーノ、ダンシング。


今季の対戦はヤンキースの4勝2敗。プレーオフを含めたここ数年の対戦成績もNYYが圧倒しているので、データ的にはかなり期待できそうな組み合わせですね。

逆に心配なのは、ヤンキース過去1ヶ月の成績が9勝17敗、特に防御率(先発)5.71 が低迷していることと、ワイルドカードでプレーオフの進出した1995・1997 ・ 2007 年は第1ラウンドで敗退しているということです。


MLBは「連覇」っていうのはかなり難しいと思うのですが、やっぱりこの目標に向けてがんばってもらいたいですよね。



A・ロッドが9月の月間MVPに選ばれました↓

月間MVPにA・ロッドら イチローは受賞ならず


ロドリゲスは月間で9本塁打、26打点を挙げて13年連続の30本塁打100打点に到達。 イチローのはシーズンの記録だけなんだから月間で選ばれてしまう方がおかしいでしょ?


そんなA・ロッドが今季のMIN戦で打ったグラスラ↓(PC)




プレーオフでも頼んまっせ!


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トレードデッドライン~ヤンキースの場合 [NYヤンキース]

MLBは今年もノン・ウェーバーのトレードの期限が過ぎたので、ここでヤンキース関連と影響のありそうな他球団の動きを確認してみました。



まずはヤンキースのトレード。



オールスター前にC・リー獲得ほぼ決定のニュースが流れたヤンキースですが、ワケわからん内にテキサスに持って行かれてしまいました。それ以降、あまり動きがなさそうな様子だったのですが、ギリギリのところで一気に3件まとめてきましたね。


ランス・バークマン(アストロズより)
ヒューストンはチーム変革期に入っておりエースのオズワルトもトレードで放出しました。ヤンキースでは主にDHとテシエーラのバックアップというところでしょうか? DHとしてシーズン前に獲得していたN・ジョンソンが故障しているのでその穴埋めですね。この大物が動いたこのトレードですが、ウワサはあったのである意味予定通りか。交換はジミー・パリデスとマーク・メランソンがアストロズへ。 メランソン放出に関しては「大したチャンスも与えられていないのに」等の反対意見も目にしますが、ヒューストンでの方がチャンスは多くなると思うので、逆に本人にはいいのかも。


オースティン・カーンズ(インディアンスより)
外野のバックアップ要員か。ガードナーとグランダーソンが左打ちなので、対左での起用はあるかも。交換選手は後日(あるいは現金)。


ケリー・ウッド(インディアンスより)
快速奪三振男。一試合20奪三振の記録やメジャー134試合目というロジャー・クレメンスの143試合を上回るメジャー史上最も少ない登板数で通算1,000奪三振を達成した実績の持ち主。クローザーでしたが、ヤンキースではセットアッパーでしょうね。ただ、ケガが多いのと、DL明けなので彼が本当に前の投球ができるのか・・・・・・リスクはありますが、以前の投球ができるのならかなりお買い得なトレード。なお、交換選手は後日(あるいは現金)。



同地区のライバルチームを見てみると、目下同率で首位のレイズはチャド・クオルズ(ダイアモンドバックスより)を獲得。ブルペンを強化してきました。


昨年は結構がちゃがちゃ動いたボストンはラモン・ラミレスをトレード(見返りはマイナーのP)、それとハーミダをDFAして若手のケイリッシュを起用するなど大きな動きは特になし・・・・・かと思ったら、テキサスから若手のキャッチャー・サルタラマキアを獲得。これでバリテックも来年は・・・・。ボストンはトレードしたくて仕方ない内野手が約1名いるのに、こちらの話は進まなかったみたいですね。


トレードとは関係ないですが、レイズはまた若手が華々しいメジャーデビューを飾ったそうです。いや、さすがに長年最下位をキープしていたチームは人材の宝庫だわ。



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サブウェイ・シリーズ 第2ラウンド [NYヤンキース]

すんません、ここまでの数試合の内容と結果を割愛させていただきます。 てなワケでサブウェイ・シリーズ今年の第2ラウンド。




2010/06/18 (Game#67@ヤンキースタジアム、41勝26敗、49,220人)
ヤンキース0-4メッツ (Game#67@ヤンキースタジアム、41勝26敗、49,220人)
勝:高橋6勝2敗
S:ロドリゲス16S
敗:バスケス6勝6敗
NYM継投:高橋→デセンス→フェリシアーノ→バルデス→ロドリゲス
NYY継投:バスケス→朴賛浩→ローガン


関連記事↓

尚成またヤンキース狩り!12回連続無失点





2010/06/19 (Game#68@ヤンキースタジアム、42勝26敗、 49,073人)
ヤンキース5-3メッツ
勝:ヒューズ10勝1敗
S:リベラ16S
敗ペルフリー9勝2敗
NYM継投:ペルフリー→五十嵐
NYY継投:ヒューズ→チェンバレン→リベラ
NYM・HR:レイエス4号&5号
NYY・HR:テシェイラ11号、グランダーソン6号



関連記事↓

五十嵐は1回無失点…メッツは連勝止まる






2010/06/20 (Game#69@ヤンキースタジアム、43勝26敗、49,240人)
ヤンキース4-0メッツ
勝:サバシア8勝3敗
負:サンタナ5勝4敗
NYM継投:サンタナ→メヒア→ニエベ
NYY継投:サバシア→リベラ
NYY・HR:テシエイラ12号



第2ラウンドはヤンキースが2勝ち越し! 

それでも、なんか主役は高橋だったような気がする、これは日米関係なくね。 いっぱいいっぱいだったとは思うんだけど、6回を被安打4で抑えたことには素直に拍手です。バスケスもナイPだったし、いい試合でした。

2日目はヒューズvsペルフリーの次世代エース対決、3日目は「サバシアvsサンタナ」の最強レフティ対決。 なんか、おなかいっぱいになるような大満足なサブウェイ・シリーズだったですね。 ニューヨークのチームを好きでよかったと改めて思った3日間でした。



今年のWSが新球場でこの再現になりますように!↓







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ちょっと貯金増。 [NYヤンキース]

けが人続出でどうもイマイチ調子が出てこないヤンキースでしたが、メッツとのサブウェイ・シリーズはこんな↓感じで失った貯金を取り戻しています。


☆5月25・26日 Game#46@ターゲット・フィールド(28-18) NYY1-0MIN
★5月26日 Game#47@ターゲット・フィールド(28-19)  NYY2-8MIN
☆5月28日 Game#48@ヤンキースタジアム(29-19) NYY8-2CLE
★5月29日 Game#49@ヤンキースタジアム(29-20) NYY11-13CLE
☆5月30日 Game#50@ヤンキースタジアム(30-20) NYY7-3CLE
☆5月31日 Game#51@ヤンキースタジアム(31-20) NYY11-2CLE
☆6月1日 Game#52@ヤンキースタジアム(32-20) NYY3-1BAL
☆6月2日 Game#53@ヤンキースタジアム(33-20) NYY9-1BAL
☆6月3日 Game#54@ヤンキースタジアム(34-20) NYY6-3BAL



うーん、こうやって見ると、やっぱりオリオールズ戦っていうのは大事だと再認識。ア・リーグ東はゲーム差がBAL以外は接近しているので、どこのチームも「ここは一つも落とせない」カードですからね。 そして、その同地区で争っているトロントとの3連戦。



★6月4日 (Game#55@ロジャーズ・センター、34-21、30,089人)
ヤンキース1-6ブルージェイズ
勝:セシル(6勝2敗)
負:バーネット(6勝3敗)
ヤンキース継投:バーネット→マルテ


バーネットが古巣にやられてしまいました。昨年からトロントのあまり勝っていなかったような気がするんだけど、やっぱり「こいつにだけは」みたいなのがあるのかな?
バーネットはバチストゥータに2打席連続HRを食らい主導権をトロントに与えてしまいましたが、それ以上にトロントの先発・若手左腕のセシルに打線が抑え込まれてしまったので仕方ない。



★6月5日 (Game#56@ロジャーズ・センター、34-22、37,165人)
ヤンキース2-3ブルージェイズ(14)
勝:ジャンセン
負:ゴ-ダン
ヤンキース継投:ペティット→チェンバレン→マルテ→ロバートソン→朴→ゴーダン
ヤンキースHR:ジーター6号

先発のペティットが好投しながらもソロHR2発を浴びて延長戦へ。ブルペンも頑張ったものの14回に投げたゴーダンが悪すぎた。キャッチャーの要求通りのボールはほとんどなかったんじゃないのかな? 連勝のトロントはお祭り騒ぎ。反対にヤンキースはスウィープの危機。



☆6月6日 (Game#57@ロジャーズ・センター、35-22、33,622人) 
ヤンキース4-3ブルージェイズ
勝:バスケス(5勝5敗)
S:リベラ(13S)
負:ダウンズ(1勝5敗)
ヤンキース継投:バスケス→チェンバレン→リベラ

スウィープ阻止を託されたバスケスは7回途中までノーノー、しかしこの日に初めて許したヒットがウェルズに打たれた2ランHR。今季最高の内容だっただけにその後に逆転勝ちしてくれてホントによかった。ジェラルディが8回の攻撃時に審判に抗議して退場処分。その裏の投手交代時に代行のペーニャがコールを間違えるハプニング。結果的にはよかったけど、なんか心配だねぇ。



BOSの調子も上がってきているので、ここの地区の争いはこれからが本番かな?



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地下鉄野球 [NYヤンキース]

今更なんですが、先月シティフィールドで行われた今年のサブウェイシリーズ・ラウンド#1を取り上げてみます(笑) その前に、その直前に行われた地区内のライバルとの首位攻防戦の結果から↓


★5月19日 Game#38@ヤンキースタジアム(25-15) NYY 6-10TB
★5月20日 Game#29@ヤンキースタジアム(25-16) NYY 6-8TB


軽ぅーく2戦をスウィープされてしまいました。レイズ・・・・強いねぇ。
勝負は7月からだと思うのですが、それまであまり離されないようにしないといけないですね。


では、サブウェイシリーズ。


☆2010/05/21(Game#30@シティ・フィールド,26-16, 41,382人)
ヤンキース 2-1メッツ
勝:バスケス3勝4敗
S:リベラ8S
敗:デセンス1敗
NYY継投:バスケス→ロバートソン→マルテ→チェンバレン→リベラ
NYM継投:高橋→デセンス→ペレス→ニエベ→フェリシアーノ→アコスタ


★2010/05/22 (Game#31@シティ・フィールド, 26-17, 41,343人)
ヤンキース3-5メッツ
勝:ペルフリー6勝1敗
S:ロドリゲス7S
負:ヒューズ5勝1敗
NYY継投:ヒューズ→朴→ミトレ
NYM継投:ペルフリー→メヒア→フェリシアーノ→ニエベ→ロドリゲス


★2010/05/23 (Game#32@シティ・フィールド,26-18, 41,422人).
ヤンキース4-6メッツ.
勝:サンタナ4勝2敗
Sロドリゲス8S
敗:サバシア4勝3敗
NYY継投:サバシア→ミトレ→ローガン
NYM継投:サンタナ→フェリシアーノ→五十嵐→ロドリゲス
NYMHR:ベイ2号&3号




昨年はヤンキースが圧倒したような記憶があるのですが、今年のラウンド#1はホームのNYMが勝ち越し。正直なところ、両軍ともけが人が多いしベストではなかったと思うんだけど、通して見ればなかなか面白い3連戦でした。開幕から好調だったヤンキースもやや疲れが見えてきたようでやや下降調子。逆に、開幕から不調だったメッツは勢いを取り戻しつつある・・・・それがこの結果だったんだろうね。


MLBでは基本的にホームでは相手チームへの声援とかはあまり聞くことがないと思うんだけど、サブウェイシリーズだけは別もの。この狭いエリアでの覇権を争う試合は独特の緊張感があっていいですね。個人的にはBOS戦なんかより面白いと思うけど。


第1戦のメッツ・先発の高橋はナイPでした。ただ、相手のバスケスも今年のベストピッチだったから仕方ない。この試合で勝てなくても評価はされているはず。

第2戦のペルフリー対ヒューズの若手対決はペルフリーの勝ち! 二人ともこの先もチームの中心となる投手だし、この対決は面白かった。

第3戦はサンタナ対サバシアの最強レフティ対決。軍配はサンタナに上がったわけですが、こういう対決ってたまらないですよね。

ま、ちょっと気がかりだったのは、復帰したばかりの五十嵐が1/3イニングで3失点だったこと。メッツも今は若手も成長してきたりして実は枠のためにかなり悩まされているところ。打たれたのは仕方ないけど、復帰したばかりとは言えこの内容はいただけない。ヤクルト時代から天然が強い五十嵐だけに、ここはもちょっと危機感を感じてもらいたいものですよね。



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タグ:野球 NY MLB
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